新車購入時の値引き費用相場とは?交渉のポイントについても解説!

公開日:2022/04/15  

新車の購入は大きな買い物であり、少しでもお得になれば嬉しいですよね。しかし、新車の購入が初めてという人は値引きの相場や交渉の方法が分からず、結局うまく交渉できずに終わってしまうことも。値引き交渉を成功させるには、事前の下調べも必要です。今回は、新車購入時の値引き費用の相場や値引きのコツについて解説します!

新車の購入費用の内訳

新車購入にかかる費用には、自動車そのものの本体価格以外にどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、法定費用とその他の諸費用・手数料に分けて解説していきます。

法定費用

法定費用とは、新車購入時に支払わなければならないことが法律で定められている費用を指します。環境性能割や自動車税・軽自動車税、自動車重量税、消費税などの各種税金に加え、リサイクル料金や自賠責保険料なども必要となります。

その他の諸費用・手数料

法定費用以外にも、諸費用・手数料がかかります。代表的なものとして、新規検査登録にかかる手数料や車庫証明の取得費用、納車手数料などがあります。また、ナンバープレートを希望の数字に指定する場合にはその費用も必要となります。

新車購入時の値引き費用相場

「新車を購入する際、値引き交渉で安くしてもらえた」といった話はよく耳にしますが、いざ自分が値引き交渉をしよう!と思っても、どの程度が値引きの相場なのか分からない…という人は多いですよね。おおまかな目安金額を知っておけば値引き交渉もしやすくなるため、購入前にぜひ確認しておきたいところです。

車種によっても異なりますが、基本的に「車両価格の1割程度」が値引きの目安と考えておくとよいでしょう。400万円の車であれば40万円、600万円車であれば60万円が妥当となります。

注意点として、もともと車両価格が高くない軽自動車などでは、値引き率は15%程度となることが多いです。また、「高級車であれば値引き率も高い」という傾向にあるものの、ブランドイメージを保つために値引き交渉に応じない会社もあります。欲しい車が決まったら、値引きが可能かどうかも事前にリサーチしておくのがよいでしょう。

新車購入時の値引き交渉のポイント

値引き交渉をするには、「安くしてください!」とただお願いするだけでは不充分です。値引きしてもらいやすくなるポイントを押さえて、しっかりと「交渉」しましょう。以下では、値引き交渉のコツをご紹介します。

購入時期は年度末がおすすめ!

決算前セールとして、年度末には車両価格を安くして販売しているケースが多いです。また、9月頃には中間決算に向けてのセールを行っていることもあるため、年度末まで待てない!という人は中間決算セールを狙うのもよいでしょう。

具体的な希望金額を伝える

こちら側からいくらで買いたいのか、具体的な金額を提示してしまうのもひとつの手です。販売店側としても、いくらにすれば購入してもらえるのかが分かっていれば値引きしやすくなります。

ここでポイントとなるのが、購入したい車種の値引き相場を事前にチェックしておくことです。無茶な金額をお願いしても意味がないため、実際に値引きできそうな範囲の金額で交渉してみてください。

「絶対に買います!」ということをアピールする

「〇〇万円以下であればこの場で購入を決めます」のように、希望金額と一緒に購入意思があることをしっかりとアピールすることも大切です。販売店からしても、あと一歩で購入が決まるお客様を他店に流したくありませんよね。買う意思があります、ということをはっきりと伝えて値引き交渉に挑んでください

オプションをつける

値引き交渉の方法として、「オプションを複数付けるので値引きしてほしい!」というように、オプションを付けた上でそのオプション料金から値引きをする、というパターンはよくあります。値引きのために不要なオプションを付けても意味がないため、必要となる、またはあったら便利なオプションを選択して交渉してみてくださいね!

ローンの利用や保険加入を検討する

車の販売店には車両販売のほかにも、ローン会社や保険会社の窓口的な役割もあります。ローンや保険を利用してもらえればその分仲介手数料が入って販売店の利益になるため、ローンの利用や保険加入が値引き交渉につながってくるケースも多いです。

ただし、ローンを利用するには金利が発生することを忘れず、割引金額よりも金利の方が高くなってしまった!ということがないよう注意しておきましょう。

家族や知人から紹介してもらう

販売店と信頼関係を築いている家族や知人がいれば、紹介として一緒に販売店に出向いてもらうのも一つです。販売店は紹介者である家族や知人の面目を潰さぬよう、それなりの値引きを検討してくれるでしょう。また、紹介で来店する人は車の購入意思も強いだろうという印象を与え、手厚い対応が期待できます。

 

今回は、新車購入時の費用内訳と値引き相場、値引き交渉のポイントについて解説しました。値引き交渉はただのお願いではなく、あくまで「交渉」です。とにかく安くして!と伝えるのではなく、購入する車種の値引き相場を下調べして、ポイントを押さえた効果的な値引き方法で交渉することが大切となります。これから新車の購入を考えている人は、今回の記事を参考にしてみてくださいね!

おすすめ関連記事

SEARCH

新着記事

ネクステージで自社ローンは組めるのか ネクステージで自社ローンを組むことはできません。ネクステージでは、金融機関を介したローンのみ利用可能となっています。 そもそも自社ローンとは、自動車販売
続きを読む
通常、納車までには数週間から数か月かかる場合が多いですが、人気の車種や特別仕様車の場合はさらに長くなることもあります。では、できるだけ早く新車を手に入れるためには、どのような工夫や選択肢があ
続きを読む
キャンプの楽しみを最大限に引き出すには、快適で機能的な車が欠かせません。キャンプに役立つ車選びでアウトドア体験が一段と充実します。車中泊もできるアウトドアにぴったりな車を選ぶには、どのような
続きを読む