新車購入するなら電気自動車がよい?未来を切り開くモビリティの魅力 

公開日:2024/02/15  

電気自動車

今後は、ガソリン車ではなく電気自動車が主流になっていくでしょう。なぜなら、政府が2035年を目標にガソリン車の販売廃止を進めているからです。世界的にみても、環境に配慮したクリーンな電気自動車の需要は高まりつつあります。そこで本記事では、電気自動車の魅力を解説していきます。電気自動車は、維持費が安く性能が高いのが特徴です。

新車購入するなら電気自動車がおすすめ?

電気自動車の特徴についてご紹介します。

政府が電気自動車を進めている

政府は2035年までに、ガソリン車の販売を廃止する方向で進めています。ガソリン車を廃止し、二酸化炭素を排出しない電動化モデルを普及させる方針です。電動化モデルとは、バッテリー式電気自動車・燃料電池車・プラグインハイブリッド車・一般的なハイブリッド車のことを指します。

まだまだガソリン車に乗っている人が多いのが現状ですが、環境改善に向けた一環として電気自動車の普及は加速していくでしょう。

そもそも電気自動車とは?

電気自動車とは、バッテリーに蓄えた電気をエネルギーにモーターを駆動させて走行する車のことです。人気の高いモデルでいうと、テスラのModel3やレクサスのUX300eがあげられます。ガソリン車と違い、二酸化炭素を排出しないので地球環境に優しい車だといえるでしょう。ですが、車全体に占める電気自動車の割合は、ほんの数パーセントなのが現状です。

販売価格はガソリン車のほうが安い

販売価格は、電気自動車よりもガソリン車のほうが安いです。ガソリン車は100~300万円程度で購入できるのに対し、電気自動車は300~500万円ほどです。もちろん車種やグレードによって価格帯は変わりますが、電気自動車のほうが割高な傾向にあるのは間違いないでしょう。

電気自動車の魅力

電気自動車の魅力を4つ解説していきます。電気自動車を購入する際の参考にしてください。

ランニングコストが安い

ランニングコストのよさが電気自動車の魅力です。ガソリンよりも電気代のほうが安いので、長期的にみるとかなりの節約になります。またエンジンを搭載していないので、エンジンオイルの交換は不要です。車の本体価格は割高ではありますが、ランニングコストを考えると電気自動車のほうが安くなる傾向にあります。

二酸化炭素を排出しない

電気自動車は、二酸化炭素を排出しないのも大きな魅力です。化石燃料を使わないので二酸化炭素だけでなく、一酸化炭素や炭化水素も発生しません。地球環境の改善は日本だけでなく、世界中で取り組まれている重要ミッションなので電気自動車の役割は大きいです。

補助金が出る

電気自動車は割高な傾向にありますが、新車購入時に補助金を受け取れるのが特徴です。電気自動車の車種や自治体によっても上限額は異なりますが、最大で85万円が受け取れます。ただし、一度補助金を受け取ると一定期間の保有義務が生じるので、安易に電気自動車を手放すと返納する必要が出てくるので気を付けましょう。

音と振動が少ない

ガソリン車は、エンジン内部を燃焼させ駆動させているので、スピードを出せば出すほど音と振動が大きくなります。ですが、電気自動車はそもそも燃焼させるという概念がないため非常に静かな乗り心地です。また、加速も滑らかでスムーズなのが特徴です。

電気自動車を選ぶときのポイント

ここでは、電気自動車を選ぶ際のポイントを4つご紹介します。

充電器の設置は可能なのか確認しておく

電気自動車を購入する前に、自宅に充電器を設置できるのか確認しておきましょう。基本的には、小型の充電器や家庭用コンセントで充電できるため設置できることが多いです。

しかし、アパートやマンションのような賃貸の場合は、管理会社に問い合わせて確認する必要があります。ちなみに、ショッピングセンターやパーキングエリアなど、全国に充電スポットは2万1,000か所以上あります。

利用目的に合ったモデルを選ぶ

長距離運転が多い人は航続距離が長いモデルを選ぶとよいでしょう。1回の充電で400km走り続けられるモデルがあるので、充電する回数が少なく済みます。またすでに車を所有していて、セカンドカーとして使うのであれば、それほど航続距離を意識する必要はないでしょう。自身のライフスタイルや、用途に応じた電気自動車を購入してください。

バッテリーの保証内容を確認しておく

購入前にバッテリーの保証内容を確認しておきましょう。バッテリーは走行距離が長くなるほど消耗が進みます。バッテリーの交換費用に100万円以上するモデルもあるので、保証を確認したうえで選んでください。

試乗してから購入する

電気自動車はガソリン車に比べ身近な存在ではないので、性能などを確認し試乗したうえで購入すると安心です。機能や乗り心地、充電方法などを理解したうえで選ぶと失敗がありません。

まとめ

本記事では、電気自動車の特徴や魅力についてお伝えしてきました。電気自動車は、二酸化炭素を排出しないので、クリーンな走行を実現できる環境に配慮した車です。政府が電気自動車を推奨しているので、新車購入時には補助金を受け取れます。また、ガソリンよりも電気代のほうが安いので、ランニングコストも安く抑えられるでしょう。ガソリン車との割合と比較すると普及しているとはいえませんが、これから電気自動車の保有率は高まっていくことでしょう。車の買い替えを検討している人は、電気自動車も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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