新車と未使用車の具体的な違いとは?双方のメリット・デメリットを知ろう!

公開日:2022/02/01   最終更新日:2022/03/07

車の購入を検討する際、新車を買うか中古車を買うかで悩む人は多いですよね。選択肢はこの2つであると思われがちですが、新車よりお得で中古車よりも綺麗な「未使用車」も忘れてはいけません。今回は、新車と未使用車のそれぞれのメリット・デメリットに加え、購入に向いている人の特徴もあわせて解説します!

新車を購入するメリット・デメリット

新車を購入するメリット・デメリットについて解説します。

新車を購入するメリット

新車を購入するメリットとして、オプションやカラー、デザインなどをすべて自分好みに選択できるという点が挙げられます。せっかく車を買うのであれば細部までこだわって選びたい!という人には、新車がぴったりであるといえます。

また、多くの場合は本体価格の10%程度の値引きが行われるのもメリットの1つです。

新車を購入するデメリット

新車を購入するデメリットとして、やはり未使用車と比較すると価格が高くなることが挙げられます。先述の通り、1割程度の値引きは期待できますが、性能にこだわりオプションを複数付けてしまうとそれだけで数十万円となってしまうこともあり、基本的には未使用車を購入するよりも支払い総額は高くなってしまいます。

また、新車は契約から納車までに1か月程度の時間を要します。契約後に製造やテストが行われるため、購入してすぐに乗れるわけではないのです。希望納期が決まっている場合は、2か月前くらいから購入に向けて動き出す必要があります。

未使用車を購入するメリット・デメリット

未使用車を購入するメリット・デメリットについて解説します。

未使用車って何?

「そもそも未使用車ってどんな車を指すの?」と疑問に思った人もいるでしょう。以前まで未使用車は「新古車」と呼ばれていたもので、正式には「登録済み未使用車」といいます。

多くの人は「展示車などを未使用車として販売する」というイメージがあると思いますが、実際にはそれだけではありません。ディーラーや販売店では、メーカーから課せられた販売ノルマをクリアするため自社登録をすることがあります。そのようなケースでは新車をはじめから未使用車として登録し、展示・販売するケースが多いです。分類的には中古車にあたりますが、ほとんど新品と変わらないくらい綺麗な状態なのが特徴です。

未使用車を購入するメリット

未使用車を購入するメリットは、やはり新車と比較すると金額が安いことが挙げられます。大体新車としての販売価格より12割程度安くなっていることが多いです。

また、未使用車は購入してから納車までが早く、点検や整備を経て数日以内には納車可能となります。新車では車種によって1年以上待たなければならないケースもあるため、すぐに手元に届くのは大きなメリットであるといえるでしょう。

未使用車を購入するデメリット

未使用車を購入するデメリットとして、カラーやデザイン、オプションなどを自分で選べないことが挙げられます。このあたりは中古車と同じように既に製造された車であるため、希望のカラーが見つかってもオプションに満足できなかったり、オプションが充実していても欲しいカラーが見つからなかったり…といったケースも少なくありません。車にこだわりがある人、絶対に外せない!という条件がある人は、新車の購入がおすすめです。

また、新車であれば登録から3年後に車検となりますが、未使用車は既に登録されている分、次の車検までの期間が短いです。登録からどれくらいの期間が経過しているかにもよりますので、購入時に次の車検時期についても確認しておくようにしましょう。

また、次の車検までの期間が短いとその分値引きされるケースもあります。とにかく安く購入したい!という人は、あえてその値引きを狙うこともできますね。

新車と未使用車それぞれ向いている人の特徴

ここまで新車と未使用車のメリット・デメリットについて解説しましたが、それぞれどのような人に向いているのでしょうか?以下では、新車と未使用車のそれぞれに向いている人の特徴を解説します。

新車に向いている人の特徴

新車購入に向いているのは、車そのものにこだわりたい!という人です。未使用車は自分でオプションやカラーの選択ができないため、たまたま理想通りの車に巡り合えればよいですが、その可能性は低いでしょう。

新車を購入するのであれば、10年ほどは乗り続ける人が多いです。こだわりが詰まったお気に入りの車で毎日を過ごしたい!という人には、新車の購入をおすすめします。

未使用車に向いている人の特徴

未使用車の購入が向いているのは、とにかく安く車を購入したい人です。未使用車の割引率は低いものの、本体価格は新車よりも12割程度安くなります。新車の購入では値引きがあるものの、さらにそこからオプション代なども必要となるため、最終支払額は未使用車の方が安くなるでしょう。

ただし、登録して間もない車では新車と支払額が変わらないほか、メンテナンス料やアフターサービスなどを総合的に考慮すると、必ずしも未使用車の方がお得とはいえないケースもあります。そのあたりはしっかりと確認した上で判断することが大切です。

 

今回は、新車・未使用車それぞれのメリット・デメリットと向いている人の特徴について解説しました。車の購入を決めたものの、新車か未使用車かで悩んでしまう…という人は多いですよね。予算とともに、自分が何を重視するのか、譲れない条件はあるかなどをしっかりと考えて、納得できる車選びができるとよいですね。車の購入を検討している人は、今回の記事を参考にしてみてください!

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