契約前にチェック!新車を購入する際に必要になる書類とは?

公開日:2022/01/15   最終更新日:2022/02/01

新車の購入が決まったら、契約日までに必要な書類を準備しなければなりません。必要書類の多くは販売店側で準備してもらえますが、各市町村役場や警察署に出向いて取り入れなければならない書類もあるため、早めの準備が必要です。今回は、新車を購入する際に必要となる書類や購入の流れについて解説します。

新車を購入する際に必要になる書類

新車購入の際に必要となる書類について解説します。

軽自動車を購入する場合

まずは軽自動車を購入する場合ですが、自分で用意しなければならない書類は住民票と車庫証明書の2種類のみです。住民票は各市区町村役場で、車庫証明書は車庫の場所を管轄する警察署にて発行してもらえます。

自動車検査証や自賠責保険証、委任状などは販売店で用意してもらえるため、担当者の指示に従って必要箇所を記入すればOKです。また、軽自動車の購入には実印が必要ないため、認印を準備しておきましょう。もちろん、印鑑証明書の取得も不要です。

普通自動車を購入する場合

普通自動車を購入する場合、自分で用意しなければならない書類は印鑑証明書、車庫証明書の2種類です。普通自動車の購入には実印が必要となるため、印鑑証明書を取得しなければなりません。また、住民票は不要となります。その他の書類については軽自動車と同様、販売店で用意してもらえます。

新車の予算決めから納車までの流れ

新車の購入には意外にも時間がかかります。予算決めから契約、支払いを済ませても、そこから納車までは1ヶ月以上必要となるのが一般的です。以下では、予算決めから納車までの流れについて解説します。

予算決め・希望する性能などを考えておく

新車の購入を決めたら、まずは予算を設定しましょう。ローンを利用する場合、無理ない返済金額に設定することが大切です。また、欲しい車種が具体的に決まっていない場合には、この性能だけは譲れない、というような条件だけでも考えておくとスムーズです。

販売店で車選び、試乗

次は販売店に出向き、実際に車を見てみましょう。カタログやインターネットサイトで検討するのも良いですが、やはり自分の目で実際に確認するのがおすすめです。乗り心地をチェックするため、試乗は忘れずにお願いしてくださいね。

見積もり

希望する車種が決まったら、次は見積もりをお願いします。車の購入には車両代金の他に各種手数料や諸費用も必要となるため、見積もりを見て不明点があれば担当者に確認するようにしてください。値引き交渉を考えている場合は、事前に値引き額の相場をチェックしておきましょう。

契約・支払い

見積もりに納得できたら契約、支払いとなります。必要書類に不備があると契約できない可能性もあるため、余裕を持って準備・チェックしておくようにしてください。支払いは現金やクレジットカードに加え、ローンの利用も可能です。

納車

最後はいよいよ納車ですが、先述の通り、新車の場合は納車までに1ヶ月程度時間を要します。希望する日にちまでに間に合わない!ということがないよう、希望納期から逆算して余裕を持って購入に向けて動き始めましょう。

新車を購入する際に注意するべきポイント

新車購入の際に注意すべきポイントについてご紹介します。

予算設定

購入する車を検討していると、ついついグレードの高い車に目が行きがちです。しかし、予算オーバーの車を無理に購入してしまうと、ローンを組んだとしても毎月の支払いが苦しくなってしまうことも

最初に予算を設定しておき、その予算内で購入できる車を探すのが良いでしょう。また、買い替えの場合は前の車の買取金額を購入金額に充てることができます。早めに見積もりをお願いするなどして、大体の金額を把握しておきましょう。

必ず試乗してみる

カタログやインターネットサイトで見たイメージだけで購入を決めてしまうと、実際の乗り心地が思っていたのと違った…ということになりかねません。シートの乗り心地はどうか?後部座席が狭くないか?走行感が自分に合っているか?など、試乗しなければ分からないポイントがたくさんあります。欲しい車が決まったら、必ず試乗して乗り心地を確かめてみてください。

購入希望時期よりも早めに準備を始める

繰り返しになりますが、新車の納車には1ヶ月ほどの時間を要します。購入希望時期になってから販売店に出向くのでは遅すぎるため、車選びにかかる時間も考慮して2ヶ月前くらいから準備を始めましょう。セールやキャンペーンに合わせて購入する場合も同様に、1ヶ月前くらいから交渉を始めるのが安心ですよ。

 

今回は、新車購入の際に必要となる書類と購入の流れ、注意点について解説しました。契約に必要な各種書類は、足りなかったり不備があったりするとその日に契約ができなくなってしまう可能性もあります。軽自動車と普通自動車で異なる書類もあるため、しっかりと確認して早めに準備・チェックをしておいてくださいね。新車の購入を検討している人は、今回の記事を参考にしてみてください。

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