新車購入時に値引きはしてもらえる?値引き交渉のコツとは

公開日:2023/01/15   最終更新日:2023/01/23

これからディーラーで新車を購入しようと考えている人に、今回の記事はおすすめです。新車を購入するときに値引き交渉を考えているけど方法が分からない人や、値引き交渉に応じてくれるかどうか不安がある人もいるでしょう。そのためのコツや注意点を紹介するので、今後の参考にしてください。

値引き交渉しないと損?値引きの目安額は?

新車を購入する際、値引き交渉しないと損なのでしょうか。実際、無限に値引きしてくれるわけではありません。料金相場を知っておきましょう。

新車の値引きは車体価格の10%を目安に行う

営業担当はどこまでも値引きしてくれるわけではありません。大事なことは料金相場を理解することです。車体価格の10%を目安にすると問題ありません。ただし、車体価格が高い場合と安い場合では交渉方法に違いがあるので理解しておきましょう。

代行手数料も交渉材料になる

車庫証明を発行するために、2~3万円程度の代行手数料が発生しています。車庫証明は3,000~5,000円で発行できるものなので、そのぶん料金を抑えてもらいましょう。

値引き交渉のコツとは

値引き交渉する際、コツはあるのでしょうか。値引き交渉をしたことがない人は知りたいですよね。次はいくつかコツを紹介します。

目標の値引き金額を最初に提示する

自分が希望する金額で新車を購入したい場合は、目標の値引き金額を理由も一緒に最初に伝えるようにしましょう。この際、理由を添えて伝えることが大切です。「値引きに応じてくれるとローンを組める」と営業担当に伝えるとよい印象を与えられます。漠然と値引きを求める人とは違う印象を持たれるので、誠実に対応してくれるでしょう。

オプション装備を付けて値引きしてもらう

ガラスフィルムやボディコーティングの料金は、値引き対象となることが多いので交渉してみましょう。また、フロアマットやカーナビなどがオプション装備となりますが、オプション装備を付けて値引きしてもらう方法もあります。

ディーラー加盟の任意保険やローン契約を検討する

銀行のオートローンではなく、ディーラーが提携しているローンを使用したいと申し出た場合は、値引き交渉に応じてくれる可能性が高くなります。ローンは手数料や利息が付くので、ディーラーは一括で購入されるよりも利益が増します。

また、ローンを組むと手元にお金がない人でもワンランク上の車を購入してもらえる可能性が高いので、快く値引き交渉に応じてくれるでしょう。

店舗のセール時期を狙う

有名なのがディーラーや販売店の決算期を狙って購入する方法です。9月と3月は決算期なので新車を普段よりも安く購入できます。また、ボーナスを受け取った後に新車を買い求める人が多くなるので、6~7月や12~1月も安く購入できるでしょう。こちらの時期は薄利多売になるので、営業担当は1台でも多く新車を販売しようと意気込んでいます。上手に交渉を始めましょう。

今日決めることを伝える

店舗で新車を購入する意識が低い人に値引き交渉は行いません。そのため、今日決めることをまず伝えましょう。そのうえで誠実に対応します。値引き交渉に応じて当然という態度や、さらに値引きを要求する行為は、あまりよい印象を持たれないので注意してください。

見積もりの比較対象は別店舗の同じ車種にする

ほかのメーカーの車種を交渉の場面で出しても車の性能や特徴が異なるので、比較が簡単にできません。そのため、値引き交渉が難しくなるのでよい結果につながりにくいでしょう。同じメーカーの同じ車種を交渉の場面で出すと、車の性能や特徴が同じなので交渉できます。この際、購入する意思が強いことをきちんと営業担当にアピールしましょう。

値引き交渉でやってはいけないNG行動とは

値引き交渉をすとき、やってはいけないNG行動もあります。今後も付き合いが続くので、悪い印象を持たれないようにしっかりチェックしてください。

同じ会社が運営する店舗で見積もりを競合させる

運営会社が異なる店舗で相見積もりします。近くにある運営会社が同じ店舗で値引き交渉しても、よい結果が出ない場合がほとんどだからです。無駄な労力を割くことになります。

横柄な態度で責任者を出すよう要求する

交渉の序盤から横柄な態度で営業担当に接する人がいますが、それは避けましょう。営業担当にとって来客はありがたい存在ですが、人対人のビジネスです。横柄な態度で接してくる人に、大幅な値引きをしたいと思わなくなります。営業担当は味方につけましょう。

なぜなら、店舗で新車を購入した後も関係が続くからです。修理や点検などで関わっていくので、最初の印象がよくないとマイナスからスタートしてしまいます。

長時間交渉した後に結論を持ち越す

営業担当は、どこまでも値引きできるわけではありません。きちんと値引き交渉の限界を見極めましょう。また、長時間対応してくれたにもかかわらず結論を持ち越す人に、営業担当はあまりよい印象を持ちません。サクラなのではないかと疑われる可能性もあるので、あまりしつこく粘らないようにしましょう。

まとめ

人対人のビジネスなので、横柄な態度で営業担当と接することや、誠実さに欠ける行動は慎みましょう。こちらの要求に応じてもらうためには、まず自分が態度をよくしなければいけません。そのうえで、交渉を進めるとよい結果が見えてくるでしょう。ディーラーに足を運んだ経験がない人は、不安な気持ちを正直に営業担当に打ち明けましょう。すると、適切なサポートを受けられるので楽しく新車を選べます。

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