【新車と中古車】コスパはどう比較する?それぞれのメリットを解説
車を購入する際には、新車を選ぶか中古車を選ぶかが重要な選択肢となります。それぞれにメリットとデメリットがあるからです。この記事では、新車と中古車のコスパとメリット、デメリットを解説しますので、車を購入する際の参考にしてください。
コスパがいいのは新車?それとも中古車?
「コストパフォーマンスが良い車」とは、車の性能に比べて価格が手頃であることを指します。別の視点から見ると、購入にかかる費用から売却時に得られる金額を引いた額が少ないほど、コストパフォーマンスが良いとも言えます。
たとえば、300万円の車は高値で売れる可能性がありますが、維持費が高いためトータルコストは最も高くなります。そのため、購入価格が少し安い200万円の車のほうが、コストパフォーマンスが良い車と言えるでしょう。
新車:リセールバリューを重視する方におすすめ
車の使用期間は人により様々で、10年くらい乗り続ける方もいれば、3年から5年のサイクルで乗り換える方もいます。頻繁に乗り換える場合は、査定額を次の車の購入資金に充てるのが通常です。
この場合は、査定額が高い車、つまりリセールバリューの高い車を選ぶほうが得策です。一般的には新車の方が、リセールバリューが高いとされています。
中古車:コストを重視する方におすすめ
限られた予算の中では、価格の低い中古車は非常に魅力的です。通常、車は年式が新しいほど販売価格が高くなりますが、1年ごとに古くなり価格が下がっていきます。
次に、新車と中古車のコストパフォーマンスの観点から、それぞれのメリットを見ていきましょう。
新車の魅力
新車の場合は、一般的に購入価格は高めですが、満足度の面でコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。新車には以下のような利点があります。
エコカー減税の適用
「エコカー減税」とは、特定の条件を満たす車両について、自動車重量税が軽減される制度です。自動車税や軽自動車税についても「グリーン化特例」があり、自動車取得税は環境性能割に代わり、対象車両は減税されることがあります。
メーカー保証の活用
新車にはメーカー保証が設定され、一般的に購入後3年または6万kmまで、消耗品以外の故障がカバーされます。重要な部品では5年または10万kmと保証期間が長くなります。
しかし、中古車の場合はメーカーの保証が残っていなかったり、その期間が短かったりすることもあります。そのため、もし故障してしまうと修理費用が発生し、かえって高くつくこともあるでしょう。
特にクラシックカーなどの希少性の高い車両の場合は、部品が入手できないために、修理費がさらに高くなることがあります。
メーカーオプションの装着が可能
新車を購入すると、自分の好みに合わせてオプションが選べます。内装を変更したりサンルーフをつけるなど、好みに合わせて自由に変えることができます。中古車もディーラーオプションを追加することはできますが、内装やボディカラーを変更することは不可能です。
中古車の魅力
中古車の大きな魅力は、何と言っても価格が抑えられることです。ここからは、中古車のコストパフォーマンスに関するメリットを取り上げます。
豊富な選択肢から選べる
中古車は新車と比較して、選択肢が豊富です。新車は受注生産のため、在庫があまり残らず、多様なオプションは提供されません。
大手の中古車販売店では、他の店舗の在庫を調べたりして、希望する車種を探すこともできます。
ワンランク上のモデルも選択肢に入る
中古車を購入する場合、予算次第では新車で購入するよりも、ハイグレードな車が手に入ることもあります。つまり、ワンランク上の車種を購入することもできるのです。また、価格が安いため、新車よりもローンの審査が通りやすいのもメリットと言えるでしょう。
納車が早い
新車でも中古車でも、登録手続きにかかる日数はおおよそ10日ほどで、大きく変わることはありません。しかしながら、新車の場合は契約後に製造される受注生産が一般的です。
在庫があれば10日程度で納車されますが、そうでない場合は製造に要する時間や、メーカーオプションの取り付け作業が影響し、3週間から1カ月程度かかることもあります。
中古車については、契約が完了してから納車されるまで、特別な修理が無い限り1週間から2週間で車を受け取れることが多いので、新車に比べて迅速に車を手に入れられます。
新車と中古車のデメリット
メリットがあれば、必ずデメリットもあります。ここでは、新車と中古車の各々のデメリットについて説明します。
新車購入のデメリット
新車には、中古車と比べてあまり選択肢がありません。最近では在庫を持っている販売店もありますが、ボディカラーやグレードなどの選択肢が限られているのが現状です。基本的に、モデルチェンジすると、古いモデルを購入することは難しくなります。
中古車購入のデメリット
中古車購入におけるデメリットは、車両の状態が一律でないことです。新車とは異なり、同じ車種・グレード・年式・走行距離であっても、それぞれの車両ごとに差異があります。
故障のリスクは変わらない
中古車には壊れやすいという先入観があるかもしれません。しかし、故障に関していえば、新車も中古車もほとんど変わりはありません。新車でも、初期不良や事故に見舞われる可能性はあります。
一方で、中古車でも定期的にメンテナンスを受けていれば、年式が古く走行距離が多い場合でも壊れやすいとは言えません。整備履歴があり、しっかりと管理されている中古車を選ぶのがおすすめです。
失敗しない中古車購入のポイント
中古車は新車とは異なり、状態が車ごとに違うため、購入前にはしっかり確認することが大切です。ここでは、中古車購入時のポイントについて解説します。
維持費があまりかからない車を選ぶ
車の維持費には、燃料費、税金、車検やメンテナンス費、自動車保険などが含まれます。維持費を抑えるためには、軽自動車などのコンパクトカーを選ぶのがおすすめです。また、燃費の良い車を選ぶことも維持費の削減に役立ちます。
さらに、軽自動車は税金が安いため、保険やメンテナンスコストも通常車と比べて低い傾向があり、さらなる維持費の削減につながります。
価値が下がりにくいモデルを選ぶ
人気のあるモデルであれば、数年後の売却価格があまり下がることはありませんが、不人気モデルは大きく価値が減少する可能性があります。
故障リスクの少ない車を選ぶ
故障のリスクを避けるのは簡単ではないかもしれません。機械である以上、故障する可能性はあります。しかし、定期的なメンテナンスが行われている車は、故障リスクを抑えられます。
基本的に、車には点検整備の記録があり、そこにメンテナンス履歴が記載されていれば、その車は適切に管理されていると考えて良いでしょう。過去に故障があった場合でも、記録されていれば今後の車両の状態も良好とみなされます。
オプションが充実した車を選ぶ
安価であっても装備が少ない車を選ぶと、後になって後悔する場合があります。
中古車は、新車のように自由にオプションを選べませんが、在庫の中から欲しい装備が搭載された車を選ぶことで、結果としてコストを抑えられる場合があります。
特にメーカーオプションのように、後から取り付けできない機能が必要な場合は、多少面倒でも装備されている車を探すのがおすすめです。
モデルチェンジ前の車を狙う
車を手放す際は、モデルチェンジ後では買取価格が下がるため、モデルチェンジ前に売却するのが得策です。
反対に購入する場合は、モデルチェンジによる価格下落があるので、モデルチェンジ後に以前のモデルの中古車を探すのは、コストパフォーマンスが良い方法となります。特にスタイルが大きく変わり、前のモデルが好ましいと感じる車なら、好きなデザインの車種をお得に手に入れられるチャンスとなります。
まとめ
新車と中古車にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、一概にどちらが良いとは言えません。車に対する考え方も人によって違うので、メリットやデメリットとともに、コスパも考慮して選ぶといいでしょう。