新車を試乗する際にチェックするべきポイントについて解説!
新車を購入する際に、重視するポイントは人それぞれ違うかと思います。見た目がどんなに好みであっても、毎日使う車なので乗り心地などは重要です。欲しい車があった時に、購入する前に実際に試乗してみることでわかることはたくさんあります。今回は、新車を試乗する際にチェックするべきポイントについて解説していきます。
新車の試乗前に確認するべき点
車を買う前に試乗することはとても重要です。試乗したら必ず買わなければいけない訳ではないので、気軽にディーラーに相談してみましょう。
欲しいと思っている車以外にも、気になる車があれば乗り比べてみるのもおすすめです。どんなにビジュアルや機能面で好印象な車でも、自分にとって運転しにくかったり視界が合わなかったりすると後々困るでしょう。
乗る前に車のデザインやカラーの色合いなどを確認します。実際に細かい部分までしっかり目で見ておきましょう。乗り降りがスムーズにできるか、シートの座り心地はどうかなど、運転中以外にもチェックする所はたくさんあります。
とくに家族連れの方は実際に車に乗る家族を連れて行き、後部座席のことも乗る人の目線で確認しておいてください。小さな子どもがいる方は、荷物を積むトランクスペースの広さや使い心地のよさも重要なポイントです。
事前に予約しておくとスムーズ
試乗したいと思った時は、いきなり店舗を訪れるのではなくあらかじめ電話などで予約しておくと当日の流れがスムーズになります。
発売したばかりの車や長く人気がある車の場合、予定が埋まっていて急な訪問では試乗できないことが考えられます。店舗によっては取り扱っていない車種やグレードもあるので、予約する時に合わせて確認しておいてください。当日は免許証を忘れずに持参しましょう。
新車の試乗中にチェックするべきポイント
新車を実際に試乗するからには、乗り心地や運転面でチェックするべきポイントを押さえておくことをおすすめします。車に乗ったら、収納や内装の面で気になる箇所がないか、いろいろと触ってみましょう。
実際に使ってみなければわからないことがたくさんあります。ディーラーが一緒に乗ってくれるので、運転していて気になる点や気付いた点があれば積極的に声をかけてみてください。より細かく詳しく説明してもらえる可能性があります。今乗っている車にはない機能や見慣れないボタンなどがある場合は、試乗中に使い方を聞いてみましょう。
運転中にチェックするポイント
運転する自分が快適でなくては、車としての役割を充分に果たしているとはいえません。まずは運転席に座ってみて、フロントガラスやバックミラー、サイドミラーから見える視界をチェックしてください。シートに座った時やハンドルを握った時の感覚も重要です。
短時間の試乗ではすべてを把握することは難しいですが、乗っていて疲れる車はおすすめできません。運転している時のハンドルやアクセル・ブレーキペダルの操作感もしっかり確認しましょう。運転中の車内はうるさくないか、静かで安定しているかなど、自分だけでなく同乗者の感想も聞いておきます。
車の大きさを把握する
今まで軽自動車やコンパクトカーに乗っていたけれど、ミニバンやSUVなど大きな車に乗り換える際は、車の大きさに注意してください。今までの感覚で車を運転していると、他の車や物体に衝突してしまうかもしれません。あらかじめ試乗して車そのものの大きさをきちんと把握しておくことで、感覚を掴んでおいてください。
新車を試乗する際の注意点
普段運転していない車を運転するので、もしものことがあったらどうしようと不安になるかもしれません。とくに車のサイズが大幅に変わる場合、試乗するのをためらってしまう方もいるかと思います。
しかし、そのような人こそ試乗するべきだといえます。あらかじめディーラーにその意向を伝え、なるべく運転しやすい道を紹介してもらうとよいでしょう。都市の中心部などは休日の日中交通量が多くあまりおすすめできません。行けるのであれば平日の通勤・帰宅ラッシュに被らない時間を選択するか、人・車があまり走っていない道で運転して乗り心地を確かめてください。
どうしても自信が持てない方は、自分が助手席や後部座席に乗って試しに車を走らせてもらうのもおすすめです。車がどのように走るのかという感覚を少し掴んでから、自分で実際に運転してみるという手段もあります。
新車を試乗する時にチェックするべきポイントについてご紹介しました。車は決して安い買い物ではないので、下調べせずに買ってから後悔したくないかと思います。車に乗る前から既に試乗は始まっているといっても過言ではありません。カタログに載っていないような情報も自分の目でしっかり確認し、詳しい説明が必要な部分はディーラーに尋ねてください。そして、運転した時の感覚をしっかり掴んでおきましょう。